鬱陶しい梅雨・夏場のジメジメ・冬場の結露は、紙のトラブルの大きな原因となります。設計士の方にとって紙は、大事な商売道具。
大切な図面を打出してみたら、紙がよれたり、しわになっていたり・・・と、思わぬ支障がでてしまいます。
私ども製図用紙屋では、お客様にお届けする紙が「湿気で使いものにならない!」などのトラブルのないよう細心の注意を払い品質管理を配慮しております。
トレーシングペーパーは製図用紙の中でもとくに湿気を吸いやすく、一晩で紙が伸縮してしまい、図面の縮尺に大きな誤差が出てしまう事があります。
印字後も長く保存される場合は、保存方法に注意が必要です。また、貼り合せトレーシングやマイラーフィルムを使えば、伸縮も無く長期保存に向きます。
トレーシングペーパーを出力した後は面倒でも必ず、プロッターから取り外しビニールに入れてテープなどで止めて保存して下さい。翌朝には、湿気を吸ってトレーシングペーパーが波打ってしまってることもしばしばあるようです。